2009年4月 月例杯 第2課目

H21.4.18(土)

月例杯 第2課目

天気:晴れ

馬匹:(専)シアトルフレーム

場所:乗馬クラブクレイン千葉
C馬場
参加頭数:?頭

結果:優勝!
大ちゃん108点、かおりん103点(62.1%)

 チーム・シアトルはオイラとルイさんとHよりちゃん、そして初参加のO久保さん。Hよりちゃんはシアトルよりも主戦のメルモに自分の鞍を使うので、シアトルは一番細身なルイさんの鞍で行けばひよりちゃんも大丈夫だろうちうことでルイさんの鞍を載せ、大勒は自分が普段使っているものが良かろうと言うことで、それぞれの大勒で臨むことに。ま、オイラの提案なんですけどね。だってオイラの大勒はシアトルにハミがっちり食わせ込む仕様になっているので、おねいさんやお嬢ちゃんじゃ多分引っ張りきれない。(笑)馬装はとりあえず出番1番手のHよりちゃん仕様。下乗りはかおりんでした。よかったぁ〜。かおりんが乗ってくれると、すっげぇ〜前に出るんだよね。ブレーキが故障するくらい。(笑)さすがかおりん、そんなに強く乗っている印象はなく、サラっと乗って下乗り終了。あっという間にシア坊が競技会仕様にできあがった。
 最大のライバルである(?)1番手のHよりちゃんの走行を分析。顎が前に出ているが、良いテンポで走行。移行もスムーズで素晴らしい。でも勿体ないなぁ〜。隅角通過がメチャメチャ甘いんだよね。力のない女子小学生じゃ厳しいのかね。そこが改善されれば点数も飛躍的に伸びると思うんだけどね。
 で、大勒付け替えてオイラに乗り変わり。Hよりちゃんの走行を見て”今日のシア坊はハミに敏感で大勒かけられないのか?”と思っていたが、カックリ折れますよ。えぇ。しかも顎とっても潜らないし、持っても脚への反応も抜群で前に出る出る。おぉ〜すげぇ〜、かおりんの下乗りパーフェクトですよ。あとはこの形(首が高い位置で顎引かせる)をキープしたまま、経路を回ってくるだけ。合図を待って出撃。ヨレないように元気よく、尋常速歩よりも少々出して入場。停止も決まり、いざスタート。心配していた中間速歩もまずまず伸びてくれた。これが一番心配だったが何とかなって良かった。今日の失敗点は、まず3湾曲は少しペースが遅かったかな。あと自由常歩で頭下がらなくて、ハミを追っかけている感が出なかった。それから中間駈歩の後、戻しきれずに隅角通過が少々甘くなってしまったこと。2回目の駈歩から速歩への移行で若干早く移行してしまいポイントずれ。それらを改善すれば、まだまだいけると思います。そんなこんなで心配な点がいくつかあったので、勝てるかどうか不安でしたが、何とか優勝できました。点数を見てビックリ。両ジャッジとも60%オーバー。揃って60%超えは初めてかもしれません。オイラが心配視していたところは大ちゃんは全て見逃してくれました。逆に頭の良いシアトルが勝手にC地点手前で駈歩出そうとしたのを抑えたんですけど、そこをかおりんにイレギュラー取られて、あと自由常歩で頭が下がらなかったのをコメントされた。ジャッジペーパーの大ちゃんの「良かったです!」のコメントに乗馬祭に向けての勇気を頂きました。
 周りからは「(シアトルに乗るなんて)大人気ない。」とか。「Hよりちゃんに謝れ!」とか、非難轟々、言われたい放題。(笑)団長に「乗馬祭も(シアトルで)入れとけよ。」と言われたので再びシアトルでエントリーしておきました。6月の月例はほたるちゃんで出ることも視野に検討してみようかなぁ〜。。。でも結局はシアトルで出ると思います。ポイントランキングが懸かっているんで。(笑)団長も「(久々に)勝ててよかったね。」といいつつも「みなさんも勝ちたかったら元々歩様のいい馬に乗りなさい。」とか、オイラに対して危険球がバンバン飛んできた表彰式でした。でもね。素人がF1マシンに乗って、市販のスポーツカーに乗ったジェンソン・バトンより早く走れるかって言ったらそうじゃないでしょ。オイラがディープインパクトに乗ったら、ブラックジーンズに乗った武豊より早く走れるかって言ったらそうじゃないでしょ。要は”どこまでアクセル踏み込めるか”でしょ。団長どの。シアトルに乗ったら簡単に良い点取れる訳じゃない。オイラだってシアトルで50%切ったことだって。ここ1年ほとんどシアトル乗ってませんでしたが、3年前に7位に惨敗した2級試験から団長と2人3脚で毎週毎週2年間に渡ってシアトル乗ってきたからこそ今日の成績があるわけで。何度シアトルと経路回ったと思っているのサ。どれだけ蹴ればどれだけ出て、どれだけ引っ張ればどれだけ収まるか、隅角もどれだけ突っ込ませても大丈夫か、どれくらいの強さの扶助で綺麗に移行するか、などなど。馬と自分のコンビにおける限界性能知り得た上での経路走行ですよ。多分オイラはシアトル自体の性能の60%も出せてないと思いますけど。でもシアトル以外の馬でもその性能を100%発揮できる方がいればオイラには全く勝ち目はない。そういうことだと思うんですよね。